道徳のこと
私は道徳の授業は何より大切だと思ってます。
みんなが笑顔で幸せに暮らす
これをめあてに毎回やってます。
私がうまくいかないこと。
横に広げる問い返しが下手くそです。
なんでそう思うの?
もっと教えて?
もっと聞きたいよね。
…とか…縦に掘り下げる問い返しは得意です。
でも、横が苦手です。はい。
だからそれぞれの意見をもち、考え議論することはしていますが、もっと多面的多角的に考えられるように私自身が問い返しのスキルアップをしなきゃいけません。
道徳的価値について子ども達の多様な価値観を引き出すために、教師自身がしっかりかみ砕いて、指導内容を考える必要があります。
板書も工夫します。
道徳は樹形図で板書することが多いです。
価値の高いものは上のほう、低いものは下のほうに書いたり、左右で分けたり、それらを矢印でつないだり、視覚で振り返りがしやすいようにしています。
うちの学校では二項対立で心メーターを使って立場を明確にしてっていうのをメインにやっていますが、私はそれではなく、自我関与型で問題解決的な学習をしています。
またこの人、変なことやってるわ。これだから中学校畑は…といわれることはしょっちゅうですが気にしません。(このことはまた別に書きたい。笑)
なぜそうするかというと、うちのクラスの実態として、自分の思いや考えを表現することを苦手とする児童が多数います。一学期に道徳の研究授業があったので、いろいろな形でやってみた上での結論です。その子たちに二項対立をさせるには難しいと考えたからです。でも、研究授業では全員が発表できました。
短い言葉でもいいから、自分の言葉で言おうを積み重ねた結果です。
否定的な意見もいいんだよ。(こんな意見ない?と具体例を示した)
理由が言えるならいいよ。でも、何となくっていうのは意見としては通らないよって言ってます。
いい子ちゃんだけの議論では思考は深まらないと思います。
どんな意見も、一緒に考えることが楽しいんです。私も一緒にの意味です。
子どもの意見を聞くと、私自身が気づかせてもらうこともあります。
二学期は二項対立もできるように自分なりに研究したいところです。
子どもを信じること。意見を引き出すこと。認めること。励ますこと。
子ども達を幸せにしたい!!!
もちろん温かく、厳しくしつつ支えていきます。